【テーマ】足元注意!転倒災害を防ごう

担当:工事部 生田
実施日:2026年01月26日(月) ※01月度協議会

今回の安全協議会では、「足元注意」をテーマに取り上げました。

転倒は、日々の作業の中で特別な作業をしていなくても発生する可能性があり、「慣れている場所」「いつもの動線」で起きてしまうことが多い災害です。
現場では、安全対策や声掛けをしていても、足元への意識が一瞬抜けたことで事故につながるケースがあります。

そこで今回は、「転倒災害」が発生しやすい状況を共有し、日々の現場作業の中で、あらためて足元や頭上への注意を見直す機会としました。

1.転倒災害の定義と発生状況

転倒災害とは、勤務中の転倒によって発生した労働災害を指します。

厚生労働省では「転倒」を、次のように分類しています。
 • 人がほぼ同一平面上で転ぶ場合
 • つまずき、または滑りによって倒れた場合
 • 車両系機械などと一緒に転倒した場合も含まれる
※交通事故は対象外
※感電が原因で倒れた場合は「感電災害」に分類されます

一見、軽い事故に思われがちですが、骨折などの重傷につながるケースも多く、注意が必要な災害です。

令和5年度の厚生労働省の調査によると、
転倒災害(業務中の転倒による重傷・休業4日以上)は、年間で約3万6千件発生しているようです。

2.2025年実績とKY(危険予知)

2025年度、私が携わった全131現場のうち、74現場でKY(危険予知)活動が実施され、
そのすべての現場で「足元注意」の項目が記入されていました。

 • 段差でのつまずき
 • 資材や配線への引っ掛かり
 • 路面の凍結によるスリップ
 • 作業床に置かれた工具への接触
 • 他事に気を取られたことによる注意散漫

この記録から振り返ってみると、
日常という慣れや油断から、転倒につながるリスクは常に存在していると言えます。

3.現場に潜む危険の「体験記」と事例

実際の現場写真を見ると、足元だけでなく頭上の危険も含め、注意すべきポイントが多岐にわたることがわかります。

例えば、足場階段の段差や、床面に置かれた重り・配線などは典型的なつまずきポイントです。

▼(例)階段

▼(例)足場

▼(例)スラブ

また、斜面での作業や頭をぶつけやすい低い梁やパイプなど、「動線」の中に危険が隠れていることも珍しくありません。

▼(例)頭上

これらの私の事例から見て頂いてもわかるように、常に周囲を確認する習慣が重要です。

【まとめ】

今回の協議会を通じて、改めて「足元の確認」の重要性を全員で共有しました。
「足元確認よし!」を合言葉に、無事故・無災害を継続していきましょう。

明日からもご安全に!



工事部:生田