【テーマ】我社特有の危険を知る

担当:工事部 武村充敏
実施日:2022年4月25日

今回の安全協議会は、新入社員のための雇い入れ時教育の一部として実施しました。
安全に作業するためには、危険を知らないといけません。
そこで今回の安全協議会では、我社に多い事故やヒヤリハットの形態を考えました。

1.アンカー屋の事故・ヒヤリハット

我社の事故やヒヤリハットの35%を占めて最も多いのは、回転工具に起因するもの(巻き込まれ、激突)です。

我社の主力商品である【あと施工アンカー】【ダイヤモンドコア】では必ず回転工具であるドリルを使用します。回転部(ビット)に巻き込まれることが多いですが、ビットが噛んでドリル自体が回転して顔に当たったり、腕をひねったりすることもあります。

巻き込まれへの対策は、ビットに触れないことが一番ですが、ついうっかり触れてしまうこともあります。
そのため我社では、ロングビットを使用しての天井アンカー打設時は、ロングビットに養生管を取付けることにしています。

また、その他のドリル使用時は手袋の中で一番巻き込まれにくい革手袋の使用を基本としています。

2.その他の事故形態

今回の安全協議会ではその他の事故の形態で、
・ハンマーで手を潰す原因と対策
・足場板の天秤状態の体験
・カッターナイフで指を切る原因と対策 についても取り上げました。

3.まとめ

安全に作業するためには、危険と向き合うことが大切です。

例えば回転工具を使用する時は、
・巻き込まれる可能性は無いか?どうするか?
・キックバックが起こる可能性は無いか?どうするか?
・誤作動する可能性は無いか?どうするか?
など、危険と対策を考えながら作業しましょう。

明日からもご安全に!

工事部 武村充敏