【テーマ】スタッドレスタイヤについて

担当:工事部 田中優次
実施日:2023年01月06日

スタッドレスタイヤのことを理解して雪道を安全に走行してほしいと思い、行いました。

1.スタッドレスタイヤとは

★「スタッド=鋲(びょう)」が「レス=ない」タイヤのこと

以前(1970年~1980年代)にはスパイクタイヤが主流でありましたが、
路面を削りながら走ることにより、粉塵や道路の損傷被害があるため、
現在では鋲がないスタッドレスタイヤが主流となっています。

2.夏タイヤとスタッドレスタイヤの違い

【夏タイヤ】 【スタッドレスタイヤ】
硬さ: やや硬い やわらかい
ミゾ: 細くて、浅い 太くて、深い
切り込み: 切り込みが少ない ギザギザの切り込みがたくさんある

 

3.スタッドレスタイヤの仕組み

タイヤ表面のブロック状の部分で
氷雪路を掴むことで滑らずに走行することができる。

ブロック部分のゴムの柔らかさが重要で、
硬いと掴むことができず滑ってしまう。

 

4.スタッドレスタイヤの性能を発揮するためには

  1. シーズン外は冷暗所に保管する
  2. カバーをかける
  3. ホイール、タイヤセットで保管するときは空気圧を1/2にする
  4. タイヤは平積みにする
  5. 釘、石等噛んでいるものは除去する

5.スタッドレスタイヤの寿命

  • 製造から3~4年
  • 走行距離にすると10,000km〜15,000km
  • どのタイヤメーカーも性能を保証する期間は、3年に定めている

6.交換時期の見極め方法

  • 溝の深さ(1.6㎜以上、新品購入時は10㎜)5㎜が交換目安
  • 見た目(傷、ひび割れの有無)
  • ゴムの硬さ(硬度60以下、新品購入時は45以下)※硬度計を使用して測定する
  • 製造年数(製造から3~4年)

7.まとめ

あくまでも寿命は目安です。
私たちが使用する地域は、降雪が少ないです。
慣れない氷雪路を運転することを避ける方が安全かもしれません。

以上、ご安全に!


工事部 田中優次