【テーマ】熱中症対策義務化へ
担当:工事部 田中
実施日:2025年5月26日(月) ※5月度協議会
こんにちは。
5月の安全協議会では、これからの季節に向けて最も重要な「熱中症対策」について取り上げました。
2025年6月から法改正により、熱中症対策が“義務化”されることをご存じでしょうか?
今回はその概要と、現場でできる具体的な対策をわかりやすくお伝えします。
【現場の命を守る】
2025年6月から義務化!建設現場の熱中症対策まとめ
●熱中症とは?
高温多湿の環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発症する身体の異常反応です。
重症化すると命に関わることもあり、現場での予防と早期発見が不可欠です。
●2025年6月から法改正!何が変わる?
施行日:2025年6月1日
・熱中症対策が「努力義務」から「実施義務」へ
・建設業界の認知率:79%(2025年5月調査)
・罰則あり(懲役や罰金の可能性)
つまり、「やった方がいい」ではなく、「やらないと違反」という扱いになります。
●熱中症対策の基本ポイント
・全作業者への対策徹底
・自己責任ではなく、企業としての対応
・安全配慮義務の履行
・協力業者とも連携し、情報共有を徹底
●現場でできる具体的な対策
・WBGT(暑さ指数)計を設置し、見やすく表示
・冷房設備付きの休憩所の確保
・空調服や冷却ミストなど冷却グッズの支給
こうした取り組みが、日々の安全と命を守る力になります。
●準備と体制整備を今すぐに
・熱中症対策マニュアルの作成・周知
・責任者への教育と現場体制の強化
・早めの対応でトラブルを未然に防止!
●最後に
熱中症対策は、作業効率だけでなく命を守る最前線。
2025年6月の法改正に向けて、今から準備を整え、安全で快適な職場づくりを一緒に進めましょう!
明日からもご安全に!
工事部:田中